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クリニャンクールの迷路

クリニャンクールの迷路

こんにちは。
東京、名古屋のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

パリ、4日目はモンマルトル、クリニャンクールへ。

蚤の市は、毎回、ヴァンブーへ行って、香水関連の資料を入手するのですが、今回は趣向を変えてクリニャンクールへ。

ヴァンブーより広く、店舗も露店ではないので、見応えがありました。
エリアの入り口付近に地図が貼ってありますが、道は細く入り組んでいるし、一店一店見ていると、つい夢中になって、帰り道を見失いそうになります。

古いボトルやラベル、箱や包装紙が私の目当てですが、年々、ヒット率は低くくなるように思います。

それは、そうですよね。
新しく作って並べるものではなく、かつて作られたものを探すのですから、年々、出回るものは、少なくなるのが当然です。

アンティーク、と言えるのは、100年以上経ったものだと聞きます。
19世紀終わりから20世紀初めのベルエポック調のデザインは、人気が高いので、こういった蚤の市に並ぶ以前にコレクターの元に行ってしまう、ということもあるでしょうね。

目当てのものに、出会えないとしても、蚤の市は魅力的な場所です。

気になる商品に近づいて、手にとってみる。
過去、一体何人の人が、これを素敵だと思って眺めたことでしょう。
どういう経緯で、ここにたどり着いたのでしょう。

私のささやかなアンティーク香水瓶たちも、いつかは他の人のコレクションに加えることになるのかもしれませんね。










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