ホーム>Blog>時間と嗅覚の連動
Blog

時間と嗅覚の連動

時間と嗅覚の連動
時間と嗅覚の連動
時間と嗅覚の連動

こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

毎年、10月に開催している作品展には、〈視覚と嗅覚の連動〉というタイトルがつけられています。

今年で7回目の企画となりました。
視覚で感じる絵画やオブジェの作品の世界には、その香りがして、その温度があり、そして音楽が流れる。
そんなことを考え始めたのは、学生の頃、初めて行ったフランスで、モネの睡蓮に囲まれたときでした。

美術館の一室をぐるりと囲む睡蓮の絵は、そのまま風景になり、水辺の空気は香りとなり、風となり、私の顔をなでるようでした。
そして、やがて弦楽器の音が遠くでするような。

こうして書くと、これは、白昼夢ですね、、、。

それから、私は、パリに行く度に、睡蓮に囲まれる心地よさを味わいに行くことになりました。

この体験を、どうにか、私にもどなたかに伝える方法はないものだろうか、と、考えたのが、〈視覚と嗅覚の連動〉という企画です。

今回は視覚からの情報を漆の作品から。
嗅覚からの情報は、その漆作品をモデルにデザインした香りです。

画像は、会場の懐韻さんがある四間道の街並みです。
秋の日の散歩に、お出かけくださいませ。

視覚と嗅覚の連動
漆香会
10月21日〜25日
in懐韻

会期中は、お食事のお客さま以外でも、作品展をご覧いただけます。




iPhoneから送信

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.jstyle-f.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/393