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お教室に花

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こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

先日の作品展でいただいたお花を、お教室の入り口に飾りました。
鮮やかな紫が、とても素敵です。

ドライフラワーだと、こうして長く楽しめてよいですね。
見るたびに、いただいたその日のこと、その時の気持ちを、思い出します。

〈視覚と嗅覚の連動〉は、実は、そんな人の記憶をたどるものでもあります。

嗅覚は、五感の中で、最も記憶に関係する感覚です。
香りを感じると、その同じ香りを、いつどこで嗅いだのか、記憶の扉がノックされ、その時の情景が思い出されると言われています。
それは実は、生命の危機を回避する生き物の能力です。
危険な場所に、近づかないために、嗅覚が働いているのです。

でも、私たち現代の人間は、それほど危険にさらされている状態ではないので、もう少しソフトに「懐かしい思い出を探る鍵」のように香りを使うことができればいいですね。

〈視覚と嗅覚の連動〉では、季語の生き物を題材に、水墨画とそのイメージの香りをご覧いただきました。
香りの処方に使われていた香料は、グレープフルーツやラベンダー、ローズなど、身近に感じていただけるものが主体です。
目の前の水墨画作品の世界を感じていただけると同時に、似たような香りを、嗅いだ時を思い出しませんでしたか?

「香り」が「落ち着く・リラックスする」と、言われるのは、その香りを嗅いだ時が、その人にとって、心地よい場所、よい時間だったと言うこともあるでしょう。

フレグランスレッスンでは、様々な香料材料から、オリジナルの処方を組んで新しい香りをデザインしていただきます。
一つ一つの香りを確認するのは、記憶をたどる時間でもあります。

レッスンで、あなたが本当にリラックスする、落ち着く香りを見つけてみませんか?

体験レッスンは、随時受け付けています。



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