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ベルガモットの小箱
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
グラースの香料博物館の展示品の一つ。
ベルガモットの小箱と呼ばれるものです。
柑橘の植物の中で、香りを楽しむものとして代表的なベルガモットの果皮を固めて乾かして形を作り、細密画の装飾をつけたものです。
他の多くの柑橘は、香りは長持ちしないのですが、ベルガモットは、それらに比べると、香りの継続が長いのです。
その特性を利用して、中に入れるものに、香りを移すために作られたものです。
18世紀くらいに作られていたもので、今は資料として、飾られているだけです。
この箱を開けた貴婦人方がいたのだろうと想像しませんか?
歴史の一端に触れる。
ロマン感じる瞬間です。
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