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ベルガモット
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
ベルガモット、ご存知ですか?
柑橘の香りの中では、最も高級感があると表現される香りです。
紅茶のアールグレーの香りとして、嗅いだことがある方も多くいらっしゃるかと思います。
でも、この果実の姿を実際にご覧になったことがある方は、少ないのでは?
実は、高酸柑橘類のため、食用には向きません。
そのため、レモンやオレンジのように、スーパーに並ぶことがないのです。
こちらは、名古屋の車道にある、お野菜フレンチ〈サンセリテ〉さんが主催するマルシェで販売されていたものです。
お付き合いのある農家さんが栽培したベルガモットだそうですよ。
皮にナイフを入れて、香りを確認。
はぁっ、
いい香り、、、。
爽やかで、華やかで、渋さもあり。
レモンやオレンジが元気いっぱいなティーンだとすると、ベルガモットは、思慮深い大人を感じます。
香りから広がるイマジネーション。
ベルガモットを使って、あなたなら、どんな場所、どんな時間に使う香りをデザインしますか?
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すくすく春マルシェ
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
3月3.4.5日、栄 森の地下街Cucaにて、マルシェを開催することになりました。
コロナ以降、栄地下街は、空き店舗が増えて、シャッターが目立つようになりました。
名古屋生まれ、名古屋育ち(途中3年間は除く)の私としては、これは寂しい限り。
何か少しでも、賑やかになることをしたいな、と、考えて、この企画に辿り着きました。
何しろ初めてのことなので、スムーズな運営には、遠いかもしれませんが、精一杯頑張ります。
名古屋栄に思い出がある方、きっといっぱいいらっしゃると思うの。
どうぞ、応援してください。
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手の仕事
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
こちらの画像、15年前の2008年に、取材していただいた誌面です。
「手の仕事」Vol.15. 2008年夏号 です。
今、読み返してみても、私のほにゃらかぁ、っとした話を、うまくまとめてくださっています。
仕事に対する考え方、暮らしの中での香りの役割。
15年間で、私はどれだけ、前に進むことができたのだろう、、、。
〈ジャパンスタイルフレグランス〉とは、「日本の暮らしに馴染む香りの使い方」の意味です。
香りは、人の心を優しく励ましてくれたり、穏やかにさせてくれる、人の暮らしに寄り添うもの。
この考え方は、今も変わっていません。
この先も、私は、香りに対する考え方も、仕事に向かう姿勢も、15年前のように、真面目で一生懸命でありたいです。
先を見ることは、とても大事だけれど、過去を確認することも、同じくらい大事ですね。
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香りのある暮らし
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
フレグランスデザイン、って、どんなことするの?
誰でも簡単に、フレグランス作れるの?
そんな疑問をお持ちの方は、是非、体験にいらしてください。
https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000188159/activity_plan/
リクルートのじゃらんサイトから、お申し込みいただけます。
こちらのおふたりも、じゃらんサイトから、ジャパンスタイルフレグランスを見つけてくださいました。
とても仲良しさんなんですね。
香りのお好みが同じでいらっしゃいました。
じゃあ、全く同じ香りに仕上がるの?
いえ、いえ、そんなことはありません。
8種類の香料から、3種類の香りを選んで、処方をお考えいただくのですが、もし、3種類とも同じ材料であっても、処方の数値が違えば、仕上がりは、違った表情を見せてくれるのです。
これが、香りをデザインする面白みです。
自分をリラックス、リフレッシュさせるための香りを、自分自身に聞きながらデザインする。
これ、なかなか奥深い楽しみなんですよ。
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今の子供は、未来の絵が描けるかな?
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
今日の午前中は、リモートレッスン。画面の向こうは栃木県。でも、こうして並んで写真が撮れちゃう。
リモートも、すっかり当たり前になったけれど、これ、10年前なら、驚きませんか?
名古屋市には科学館なるものがあります。
各フロアで、テーマが別れていて、体験学習ができるようになっています。私が子供の頃、「通信」をテーマにしたフロアには、「テレビ電話」がありました。
もちろん、技術的には、その時代、50年前でもできたのですが、日常に、ツールが使われるには、ちょっと未来のことだと感じていました。
その当時、人間の「未来」は便利で早くて、快適で、「夢の世界」に近いイメージを持っていた気がします。
さて、ここでちょっと、疑問。
今の子供たちは、「未来」の絵が描けるかしら?
自動車も電車もインフラが整ってスムーズ。住宅は空調管理も快適。仕事だって、リモートでOK。
さあ、皆さんは、どんな未来があると思いますか?
午後のレッスンのティータイムで、ちょうどこんなお話しになりました。
これ以上の「快適」って、なんだろう?
もちろん、「安全」や「容易」は、これからも求められるのだけれど、私が子供の頃に思い描いた「明るい未来」は、そこにあるのかしら?
考えてみれば、SF的な「明るい未来」が描けたのは、その元になる情報が大人たちから与えられていたからだと思います。
「近い将来に、こんなことが実現する!」
アトムも宇宙ステーションも、大人に教えてもらって、一緒にドキドキワクワクしていたのです。
ねぇ、どうですか?
私たちの未来。
最近のアニメ作品には、近未来的な世界が描かれても、日常の延長で、誰の創造の範囲内でもあるように思えます。
それじゃあ、未来は夢みられないなぁ。
「争い」がテーマのものもありますね。
でも、それでは、やっぱり、明るい未来は思い浮かばないなぁ。
何を夢見て、何を求める。
そんなことを、大人が考えて、世の中に出していかなきゃね。
私がやっていることは、毎日の暮らしを香りで彩ること。
リラックスやリフレッシュを自分で作り、優しい気持ちを持てるようになること。
本当にささやかなことだけれど、そこから「未来」につながることを、私は考えて、発信していきたいです。
私も、「未来」を作っています。
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旅心がとまらない
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
2つ前のアップをしてから、もう、旅心が止まりません。
はぁっ、、、
画像は、グラースの香料会社の様子です。
積んできたバラの上にかけられているもの。これ、畑で収穫をする時に、腰につけている麻袋です。
左右の両端に紐がついていて、エプロンみたいにして使うのです。
袋ですから、積んだ花は、どんどんこの中に入れながら、進んでいきます。
この袋の通称は、〈カンガルー〉。
はい、なるほど、ね。
麻袋だから、丈夫で何回も使えますね。バラの花は、咲きかけを摘まなくてはいけないから、毎日目で確認しながらの収穫です。
この麻袋は、何日、何年、何人もの人の手がかかってるんですね。
それも、また、浪漫を感じるものじゃないですか?
あぁ、世界には見たいもの、感じたいものがいっぱいです。
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グラース
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
一つ前のブログに、〈旅心〉で、ブルガリアを書いたので、もう一つ。
こちらは、南仏グラースの香料会社の画像です。
たくさんのバラの花びらがおかれています。
ブルガリアンローズの香りは、この銅製の大きな窯で水蒸気蒸留で、抽出されます。
どのくらい大きいか、というと、身長155センチの私が、前に立つと、ちょうど頭が、窯本体の上部くらい。
香料会社の中には、この窯がいくつも並んでいます。
2019年までは、お教室の皆さまと、グラースを含むフランス香りの旅に出かけていました。
今年は、まだちょっと世相的に大声ではお誘いできないですが、来年、そう、来年は、行きましょうよ。
もう、私の旅心は、ぐらぐら揺さぶられっぱなしです。
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旅心
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
お教室のレッスンでは、段階に合わせて、さまざまな香料を使い、処方を組むことを学んでいただきます。
その時にお話しするのは、香りの特徴や使い方だけでなく、その元となる植物の産地や歴史。
こちらの画像は、ローズブルガールの畑、ブルガリアです。
ローズの香りがお好きな方なら、憧れの場所ではないでしょうか。
お教室の壁にある世界地図とあわせて、こんな画像でお話をしていると、旅心がくすぐられます。
世界には、素敵な場所が沢山あって、その歴史や空気に触れたくなります。
私が子供の頃は、飛行機に乗って海外旅行だなんて、夢の世界でした。
それが、大学生くらいには、学生の海外旅行も普通になり、社会人になってからは、航空運賃も手近な感じになって、世界は身近になっていました。
それが、コロちゃん以来、急に遠ざかってしまったのが、とても悲しいです。
きっとそんなことを感じていらっしゃる皆さま、多いのではないかしら?
寒波が去るように、今の状況も、順に解決されることを願っています。
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香水瓶ブローチ
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
寒いですねー。
ここ数日のご挨拶は、まず、これです。
今日は、寒さ対策で、ヒートテックのハイネック極暖とニットカーデガンを重ね着です。
セーターやガーデンを着ると、ブローチが付けなくなりませんか?
こちらは、以前に、ビーズジュエリーのFaireさんに作っていただいたオリジナルの香水瓶の形のブローチです。
シンプルな形も、キラキラ具合も、とてもお気に入りです。
こういうのを〈大人かわいい〉って言うかしら?
ベースの色やストーンの数は、自由にお選びいただけます。
どなたか、私とお揃いしちゃいませんか?
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ロマリン
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
日本は、10年に一度と言われる大寒波の波にさらされ中です。
お教室入口脇の小さなお庭は、雑草までもが姿を隠していますが、このロマリンだけは、とても元気。
緑の鮮やかさが愛おしいです。
私は、このロマリンちゃんをお料理にも使っています。
蒸篭でお魚を蒸すときに、お腹に詰め込んだり、オイルコンフィを作るときにも、香り付けにとてもよいのです。
清涼感のある香りが、食欲を応援してくれて、元気まででてくるように感じます。
今日も、ちょっと葉にふれて、香りを感じると、寒くても、縮んでしまいそうな気分から、背筋を伸ばして、冷たい空気も思いっきり吸い込みたい気分に変わりました。
ロマリンちゃんは、私の元気のもとなのです。
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