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氷シロップ
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
ご存知でした?
世の中の多くのかき氷用のシロップは、ラベルに書いてある「味」が何種類あっても、ベースになっているシロップの配合はほぼ同じで、着色と添加香料だけを変えている、って。
香りと色の違いによって、脳が異なる味だと錯覚するのだそうです。
ようするに、「思い込み」です。
人の五感は、あてにならないものですね。
あ、でも、こちらのシロップはそんな子供大人騙しの代物じゃないですよ。
名古屋の老舗の氷屋さん、川久さんが、自社のかき氷用に作ったシロップです。
巨峰にもあまおうにも、果汁が20%近く入っています。
味は本物!
なんです。
色は着色料、香りは食品用香料も加えていますが、これ、おいしいのです。
食品用香料、いわゆるフレーバーです。
フレーバーの定義は、おいしさを強調するために、加工で失われた風味を補う目的で使われる香りです。
これ、単にいちごというだけのフレーバーではないことを感じさせてくれる香りがします。
巨峰にいたっては、皮の渋みまで連想させてくれる香りです。
フレーバーの仕事素晴らしい!
こういうのを、「いい仕事してる」っていうのよね。
香りは、人を幸せにする魔法なんですよ。
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髪伸びるの早い問題
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
久しぶりに、教室での一枚を。
7月の半ばに、頭頂部でお団子ができるくらいに長かった髪を20センチくらいは切って、さっぱりした!と思っていたのに、どうやら、私、髪が伸びるのが早いらしいです。
なんと、もうすっかりショートボブじゃないですか。
飽きる前に、髪型をどんどん変えていけるというメリットはありますが、すぐにメンテナンスが必要になるというデメリットもあります。
そこで、最近は手元でなんでも解決しちゃえるのよね。
「髪が早く伸びる原因」を検索。
あー、なるほど!
それは、私のことです。
という回答がえられました。
「亜鉛の摂取が盛んな場合」
だそうです。
それ、思いっきり思い当たります。
「牡蠣」でしょ。
だって、夏場だって、全く牡蠣を食べない週なんて、私にはありえない!くらいの牡蠣好きなんです。
そうか。
この展開の速さは、牡蠣が一枚噛んでいたのか。
じゃ、仕方がないな。
私の髪の成長は、元気で朗らかに過ごせている証拠みたいなものなんですね。
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名古屋絵付け
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
毎年10月に開催している〈視覚と嗅覚の連動〉。
今年は、陶磁器の名古屋絵付けの安藤栄子さんにご一緒いただきます。
〈名古屋絵付け〉について、少しだけ。
明治以降、自動車産業が台頭するまでの間、日本の海外向け主力産業は、名古屋から輸出される陶磁器でした。
瀬戸の土からできる美しい白に器に、鉱物の絵の具で鮮やかに描かれた器は、ヨーロッパの邸宅の装飾品として、大変な人気でした。
そのため、九谷や有田からも職人が名古屋にやってきて、大忙し。
最盛期は絵付け職人だけで、1600人も活躍していたそうです。
瀬戸が器の産地であり、多くの職人さんや、それを目指す若い皆さんがいらっしゃるのは、もちろん今でもです。
しかし、当時から続く鮮やかな名古屋絵付けの仕事ができるのは、今では、たった2人だけなのだそうです。
そのお一人が、安藤栄子さん。
ご一緒いただけて、とてもとても光栄です。
長く仕事してきてよかった、と思える出来事です。
よーし!
安藤さんに、失礼にならないよう、今年も頑張りますよ!
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香るキャンドル
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
多治見のキャンドルメーカーさん、Candle Maruさんが、アロマキャンドルに使用している香料は、メイドイン ジャパンスタイルフレグランスです。
通常商品は、ガラス瓶に入ったソイワックスの優しい乳白色で、私はそれも好きなのですが、ギフト需要に合わせて、バラの形に作られたキャンドルもあるのです。
今回、制作の様子を見せていただきました。
香りと色をつけて作った蝋の花びらを、一枚一枚組み合わせて、バラの形を作っていきます。
すごーい。
こうやって、仕上げていくのね。
花びらのやわらかなカーブ、重なり。
丁寧に丁寧に。
作っていらっしゃる方は、本物のバラも大好きで、ご自宅のお庭は、ローズガーデンです。
バラへの愛情が、このキャンドルのエッセンスなんですね。
大切なお友達に贈りたいと思い、こちらの作りたてを、一ついただいてまいりました。
これは、きっと贈り先のお部屋で、エレガントに咲き香っているに違いありません。
ね。
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シンプルはエレガント
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
オードトワレ画像、3枚並べてみました。
特長のないボトルでつまらない。
もっと日本的なテイストを入れれば、
などというご意見もいただきますが、実は、この外観には私なりの理由もこだわりもあるのです。
それは、私の敬愛する人物とも関係すること。
「シンプルなことこそ、エレガント」
ガブリエル・ボヌール・シャネルの言葉です。
「色使いのや装飾が時代遅れをつくる」
広く知られたシャネルの香水瓶を思い浮かべてください。
No.5の発売された1921年以来、ほとんど変わらないボトルのデザインです。
1921年と言えば、世の中は第一次世界大戦終了まもない時代。
香水瓶のデザインは、デコラティブなラベルが好んで用いられていました。
その中にあって、シャネルが選んだのは、あのシンプルなデザインでした。
今日までの間に、ラベルのサイズや位置の上下、ヘッドのバランスは、変えられましたが、基本的には、ほぼ変わらずです。
確かに。
シンプルなあのデザインに、時代の差は見つけられない。
「シンプルに。
ボトルはただ四角なだけに。
でも、女性が使うものなのだから、角はとって。」
飾ることが、美しいわけではない。
デザインの繊細さは、多くを見せることではない。
店頭で、あまり多くのことはお伝えできませんが、そんなわけで、今回のフレグランスは、このボトルにこのラベルになりました。
また別の機会に、シャネルのどのあたりが、私に憧れを抱かせるのか、書かせてくださいね。
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BASE
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
長らく手をつけていなかったお買い物サイトBASEに、新ラインナップのオードトワレ50mlをアップしました。
今後、
ルームフレグランス100ml
オードトワレサンプル1ml
も、アップしてまいります。
アップするにあたり、感心したこと。
商品説明を書くにあたり、キーワードを入力すると、適宜な説明文をAIちゃんが作成してくれるんですね。
なるほど。
他の商品ページを見て、なんだか、文面に同じカラーが、と思ったのは、そういうことね。
今どきに弱い私の脳みそが、驚いていました。
今回の商品説明は、AIちゃんにも、お手伝いいただき、自分目線になりすぎないような文面にしたつもり。
よろしければ、一度検索なさってみてね。
BASE内、「ジャパンスタイルフレグランス」で検索できます。
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