2025年9月
あざやかに
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
先につぼみ画像をブログでアップした駐車場脇の小さなお庭に、咲きました。
今年の彼岸花。
何年か前、突然咲き出した彼岸花は、年々、地中で成長しているのね。
花咲く範囲が広がってきました。
私が、ここで仕事を初めて21年。
彼岸花が現れたのは、今から10年くらい前だったと思います。
季節になると、あの場所は、あざやかな紅が揺れる名所、なんてことになるのは、あと何年くらい必要かしら。
10年、いやいや、もっとかかる?
その場面を私は見ることができるかしら。
まだここで、香りの仕事を続けていられるかしら?
あざやかに揺れる彼岸花に、励ましてもらって、2025年、後3ヶ月がんばろう。
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オテルリッツとTWG
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
前回に続き、パリのリッツネタ。
ホテルの楽しみ方の一つに、ホテル内のショッピングがあります。
リッツオリジナルのバスローブやタオルを販売しているお店は人気のようですが、私はバシャコーヒーとTWGがお気に入り。
TWG、パリじゃなくても、名古屋にもあるんだけど、さ。
そうなの。
このリッツパッケージのお茶が欲しかったのです。
なんのことはないアールグレーだと思うでしょ。
いやいや、いい香り。
多分、硬水のパリで飲むより、軟水の名古屋で飲んだほうが、この美味しさを満喫できると思います。
食べることと飲むこと以外に、あまりお金を使わなかったけれど、ここでは楽しくお買い物いたしました。
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旅する香水5
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
〈旅する香水〉
今回はパリのヴァンドーム広場にあるリッツホテルの廊下から。
あ、この出だし、大好きなTV番組「世界の車窓から」みたい!
中庭に面したこの廊下には、掛けてお話しできるように小さなテーブルと椅子が点々と置かれています。
そうそう、淑女は、立ち話はしないものですものね。
新しく便利な設備のホテルが増えてくる中、リッツは、宿泊するには、確かに不便。
だって、歴史が長いのだもの、仕方がないじゃないですか。
でも、私は、ここの足音を吸い込むような絨毯が好き。
磨き上げられた階段の手摺りが好き。
静かに広がるリッツの香りが好き。
そして、スタッフのちゃめっ気が好き。
ここは、早くに逝ってしまった友人との思い出の場所です。
お墓参りには行かないけれど、それに近い気分で毎回ここに来ます。
彼女との思い出を辿りに、そして彼女のバイタリティを私の中に呼び覚ますために。
私は、私の夢に向かって、ちゃんと前進しているよ。
そう伝える気持ちの一枚です。
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旅する香水4
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
こちらは、パリの図書館での一枚。
リシュリュー館です。
もともとは、ルイ14世の教育係であったマザラン枢機卿の邸宅として、17世紀前半に建てられたものだそうです。
そのご、18世紀に王立図書館となったといいますから、図書館歴、長しです。
画像は、その閲覧室。
楕円の壁面高く続く本棚。
中央には、1人スペースに1台のパソコン。
日本の薄暗く四角四面な図書館しか知らなかったので、驚きました。
展示のステンドグラスのおかげで、さす光の優しいこと。
書籍の棚の配置の美しいこと。
通路に面した低い棚には、目線に入りやすいよう、表紙を見せた置き方。
これ、新しい分野に興味をもたせてくれます。
そして、ここにいる人たちの伸びやかな姿勢。
パソコン付きの机は、限られていますが、それは、ここのパソコンを使いたい人のための席。
自分のパソコンやタブレットを持ち込んでいる人は、調べたい本の集まっている近くの通路の脇や壁際で、思い思いの姿勢で座り込んで、各々の世界に没頭しています。
自由だ。
そうね。
自由のために戦う歴史を持った国の人々だもの、ね。
オペラ座からすぐ近くにあるので、パリ観光の一つにいかが?
新しい分野の扉が開くかも。
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旅する香水3
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
〈旅する香水〉
今回は、パリのギャラリーラファイエットの屋上での一枚。
この日は、雨が降ったり止んだり。
おかげで、屋上への行列は短くて、すぐに辿り着きました。
エッフェル塔が見えると、なんだかいつも嬉しくなる。
これ、新幹線から見る富士山と同じ感覚なの。
ベタだけど、パリの象徴というか、大学生の頃に、初めて来た時も、エッフェル塔の下にきて、盛り上がった気分を今も思い出します。
いろんなパリの思い出を作ってくれるエッフェル塔です。
こうしてのぞむと、また、ひとしおです。
パリに行く方は、この屋上、行ってみて。
おすすめします。
無料でのんびり、雨なら雨で、またおつなもの。
季節によって変わる空と共に、パリの風景を楽しめます。
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また、きてね。
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
9月後半に入り、日中も気温が下がってきました。
動きやすくなりましたね。
お天気よく、快適にお出かけでします。
秋の行楽シーズン、って、こういうことなんですね。
そんなわけで、ジャパンスタイルフレグランスにも、県外からのお客さまが増えてきました。
こちらは、静岡からいらしたお客さま。
ありがたいことに、ご一緒にいらした方と、「また、きます。」とおっしゃってくださいました。
調香体験リピーターの方には、初回とは別メニューをご用意しています。
リピーターさまには、〈季節の香り〉をテーマにした調香を行なっていただきます。
9月後半から10月は金木犀。
秋を感じる香りの代表ですね。
香りで季節を感じませんか。
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シトラス香る地中海
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
お教室の皆さまを香りの歴史と文化にご案内するフランスツアー。
せっかく訪れた南仏ですから、寄り道はいっぱいしたいですよね。
と、いうわけで、ここは世界遺産に登録されている街、エズです。
中世の時代、移民から身を守るために、高い場所へ移動をやむなくされた人々が気づいた海抜420メートルの断崖にたつ村です。
今では、地中海を見下ろす平和な観光地になっています。
9月の南仏は、まだまだ暑く、坂道を登れば喉が渇く。
と、道の途中にジュース屋さんが。
その場でオレンジやシトロンを絞ってくれます。
みずみずしく、自然な酸味や甘みが口に広がり、瞬間リフレッシュ。
地中海沿岸は、シトラスの産地です。
レストランで魚料理を頼めば、半分にカットしたレモンがどかっとついてきます。
こういったジュース屋さんも、ところどころで出会えます。
地中海沿岸の街は、シトラス香る明るい光でいっぱいなのです。
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