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名古屋絵付け

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こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

毎年10月に開催している〈視覚と嗅覚の連動〉。
今年は、陶磁器の名古屋絵付けの安藤栄子さんにご一緒いただきます。

〈名古屋絵付け〉について、少しだけ。
明治以降、自動車産業が台頭するまでの間、日本の海外向け主力産業は、名古屋から輸出される陶磁器でした。
瀬戸の土からできる美しい白に器に、鉱物の絵の具で鮮やかに描かれた器は、ヨーロッパの邸宅の装飾品として、大変な人気でした。
そのため、九谷や有田からも職人が名古屋にやってきて、大忙し。
最盛期は絵付け職人だけで、1600人も活躍していたそうです。

瀬戸が器の産地であり、多くの職人さんや、それを目指す若い皆さんがいらっしゃるのは、もちろん今でもです。
しかし、当時から続く鮮やかな名古屋絵付けの仕事ができるのは、今では、たった2人だけなのだそうです。

そのお一人が、安藤栄子さん。

ご一緒いただけて、とてもとても光栄です。

長く仕事してきてよかった、と思える出来事です。

よーし!
安藤さんに、失礼にならないよう、今年も頑張りますよ!



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