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氷シロップ
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
ご存知でした?
世の中の多くのかき氷用のシロップは、ラベルに書いてある「味」が何種類あっても、ベースになっているシロップの配合はほぼ同じで、着色と添加香料だけを変えている、って。
香りと色の違いによって、脳が異なる味だと錯覚するのだそうです。
ようするに、「思い込み」です。
人の五感は、あてにならないものですね。
あ、でも、こちらのシロップはそんな子供大人騙しの代物じゃないですよ。
名古屋の老舗の氷屋さん、川久さんが、自社のかき氷用に作ったシロップです。
巨峰にもあまおうにも、果汁が20%近く入っています。
味は本物!
なんです。
色は着色料、香りは食品用香料も加えていますが、これ、おいしいのです。
食品用香料、いわゆるフレーバーです。
フレーバーの定義は、おいしさを強調するために、加工で失われた風味を補う目的で使われる香りです。
これ、単にいちごというだけのフレーバーではないことを感じさせてくれる香りがします。
巨峰にいたっては、皮の渋みまで連想させてくれる香りです。
フレーバーの仕事素晴らしい!
こういうのを、「いい仕事してる」っていうのよね。
香りは、人を幸せにする魔法なんですよ。
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