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旅する香水4

旅する香水4

こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

こちらは、パリの図書館での一枚。
リシュリュー館です。
もともとは、ルイ14世の教育係であったマザラン枢機卿の邸宅として、17世紀前半に建てられたものだそうです。
そのご、18世紀に王立図書館となったといいますから、図書館歴、長しです。

画像は、その閲覧室。
楕円の壁面高く続く本棚。
中央には、1人スペースに1台のパソコン。

日本の薄暗く四角四面な図書館しか知らなかったので、驚きました。

展示のステンドグラスのおかげで、さす光の優しいこと。

書籍の棚の配置の美しいこと。
通路に面した低い棚には、目線に入りやすいよう、表紙を見せた置き方。
これ、新しい分野に興味をもたせてくれます。

そして、ここにいる人たちの伸びやかな姿勢。
パソコン付きの机は、限られていますが、それは、ここのパソコンを使いたい人のための席。
自分のパソコンやタブレットを持ち込んでいる人は、調べたい本の集まっている近くの通路の脇や壁際で、思い思いの姿勢で座り込んで、各々の世界に没頭しています。

自由だ。

そうね。
自由のために戦う歴史を持った国の人々だもの、ね。

オペラ座からすぐ近くにあるので、パリ観光の一つにいかが?
新しい分野の扉が開くかも。




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旅する香水3

旅する香水3

こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

〈旅する香水〉
今回は、パリのギャラリーラファイエットの屋上での一枚。
この日は、雨が降ったり止んだり。
おかげで、屋上への行列は短くて、すぐに辿り着きました。

エッフェル塔が見えると、なんだかいつも嬉しくなる。
これ、新幹線から見る富士山と同じ感覚なの。
ベタだけど、パリの象徴というか、大学生の頃に、初めて来た時も、エッフェル塔の下にきて、盛り上がった気分を今も思い出します。

いろんなパリの思い出を作ってくれるエッフェル塔です。
こうしてのぞむと、また、ひとしおです。

パリに行く方は、この屋上、行ってみて。
おすすめします。
無料でのんびり、雨なら雨で、またおつなもの。
季節によって変わる空と共に、パリの風景を楽しめます。




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また、きてね。

また、きてね。

こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

9月後半に入り、日中も気温が下がってきました。
動きやすくなりましたね。
お天気よく、快適にお出かけでします。
秋の行楽シーズン、って、こういうことなんですね。

そんなわけで、ジャパンスタイルフレグランスにも、県外からのお客さまが増えてきました。

こちらは、静岡からいらしたお客さま。

ありがたいことに、ご一緒にいらした方と、「また、きます。」とおっしゃってくださいました。

調香体験リピーターの方には、初回とは別メニューをご用意しています。
リピーターさまには、〈季節の香り〉をテーマにした調香を行なっていただきます。
9月後半から10月は金木犀。
秋を感じる香りの代表ですね。

香りで季節を感じませんか。





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旅する香水2

旅する香水2

こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

今回の旅で、何枚か風景の中に商品を入れた画像を撮ってきました。

これ、一緒に活動しているプロダクツメンバーの意見でInstagram用に始めたのですが、撮ってみると、これが意外に、というか、想像以上に楽しい。

そして、なんか記憶にあるイメージだな、と思っていたら、
わかりました!

そうだ、地下鉄のホームで見る〈いいちこ〉のポスターだ!

いいちこチームも、旅する気分で制作しているのでしょうか。

こちらは、パリの図書館のお庭での一枚です。




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シトラス香る地中海

シトラス香る地中海

こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

お教室の皆さまを香りの歴史と文化にご案内するフランスツアー。
せっかく訪れた南仏ですから、寄り道はいっぱいしたいですよね。

と、いうわけで、ここは世界遺産に登録されている街、エズです。
中世の時代、移民から身を守るために、高い場所へ移動をやむなくされた人々が気づいた海抜420メートルの断崖にたつ村です。
今では、地中海を見下ろす平和な観光地になっています。

9月の南仏は、まだまだ暑く、坂道を登れば喉が渇く。
と、道の途中にジュース屋さんが。

その場でオレンジやシトロンを絞ってくれます。
みずみずしく、自然な酸味や甘みが口に広がり、瞬間リフレッシュ。

地中海沿岸は、シトラスの産地です。
レストランで魚料理を頼めば、半分にカットしたレモンがどかっとついてきます。
こういったジュース屋さんも、ところどころで出会えます。

地中海沿岸の街は、シトラス香る明るい光でいっぱいなのです。



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ベルガモットの小箱

ベルガモットの小箱

こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

グラースの香料博物館の展示品の一つ。
ベルガモットの小箱と呼ばれるものです。

柑橘の植物の中で、香りを楽しむものとして代表的なベルガモットの果皮を固めて乾かして形を作り、細密画の装飾をつけたものです。
他の多くの柑橘は、香りは長持ちしないのですが、ベルガモットは、それらに比べると、香りの継続が長いのです。
その特性を利用して、中に入れるものに、香りを移すために作られたものです。
18世紀くらいに作られていたもので、今は資料として、飾られているだけです。
この箱を開けた貴婦人方がいたのだろうと想像しませんか?

歴史の一端に触れる。
ロマン感じる瞬間です。



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南仏の空

南仏の空

こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

5年ぶりのフランス。
久しぶりに見上げる南仏の空は、青い、青い。
空気に色がついている気がするくらい。
あぁ、そうか。
南仏を代表する色は、青、赤、黄、なわけだ。
空と海の青。
大地の赤。
太陽の黄。

色鮮やかなデザインが生まれるわけだ。

デザインや思考は、風土に育てられる、ってことなんだなぁ。と、画像を撮りながら、考えました。

私が提唱するところのジャパンスタイルも、そんな考えがベースです。
日本の暮らしに寄り添う香り。
色で言ったら、薄墨の中の柔らかな色合い、かな。

ジャパンスタイルの香り。
日本文化がお好きなフランスの皆さまにも、お気に入っていただけるかしら。




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その気分

その気分

こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

南仏グラースは、18世紀半ばから香料産業で栄えた街です。
ここには、今でも、古くからの香料会社や香水メーカーが集まっています。
そして、こちらは、「国際香料博物館」。
その歴史を一気に見せてくれる展示の数々があります。
改装を重ねた古い建物がつかわれているのも、フランスならではの魅力です。

と、いうわけで、20世紀の名香バナーと、その気分で記念撮影。

9月の南仏は、まだまだ日中は30度近くまで気温があがります。
日本に比べれば、朝晩は涼しいけれど、この日は、日差しが強く、すっかり日焼けした私です。

あ、いや、もともと黒いか。




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香る幸せ

香る幸せ


こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

今回のフランス旅、目的の一つは、お教室の皆さまにフレグランスの歴史に触れていただくこと。
そのために、グラースという18世紀あたりから、香料産業で栄えた街に向かいます。

今回は、そのグラースに、もう一つの目的がありました。
それが、こちらの画像です。
ガリマール という老舗の香水メーカーのワークショップが最近、日本のTV番組で広瀬すずさんが体験したのが放送され、注目されているというのです。
タイミングを同じくして、ネットフリックスのドラマでも紹介されていたとのこと。

私は、どちらも知りませんでしたが、よい機会なので、現場見学をしに出かけて参りました。

なるほど、アジア観光客をほとんど見ないエリアにも関わらず、なんと、この回の参加者に4組の日本人グループが。

日本の多くの皆さまに、香りに興味を持っていただけるのは、私にとてもうれしいこと。
そして、体験なさっている皆さまが、ご自分のオリジナル作品に、満足なさって、にこにこしていらっしゃる場にいると、一緒ににこにこしてしまうのです。

香りが、人を笑顔にしている。
幸せを感じる空間でした。

あ、そうそう。
実は、ジャパンスタイルフレグランスでも、11月に名古屋三越栄店3階で、調香体験ブースを運営いたします。

私も、香りで笑顔を作る仕事ができると思うと、これまた嬉しくてしかたがないのです?




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旅する香水1

旅する香水1

こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。

5年ぶりの南仏に来ています。

コロちゃん以前は、お教室の皆さまをお連れするツアーが、毎年できていたのですが、2019年の夏にできたのを最後に、5年間開いてしまいました。

南仏にくるようになって、25年くらい。
その間、
フランスの田舎、って、何年経っても変わらないなぁ。
ここ、3年前から工事中なんだけど。
なんて、思っていましたが、今回来てみて、びっくり!

交通機関や観光地の人出や飲食店。
なんと大きく変化したことか。

そりゃそうですよね。
名古屋だって変わったもの。

驚き、納得、旅は目まぐるしく、商品ボトルをよい雰囲気で撮ろうと持ってきたので、旅レポートかたがた、アップしてまいりますね。



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