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小麦色のマーメイド
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
今回の〈視覚と嗅覚の連動〉では、10曲に合わせて10作品制作したので、こちらのブログでの作品紹介は、後、3作品です。
なぜでしょう?
実際に、調香するより、紹介を書いていく方が大変?
おかしいですねぇ。
最初にデザインスケッチをいただいた時点で、このイラストの女の子に一目惚れでした。
マットな唇や、乾かしたままのように見える髪。
確かに彼女から海辺を感じました。
そして、泡のように儚げな眼差し。
香りも、それに合わせて、透明感のある水辺を思わせるアクアフローラルです。
そっと寄り添うような優しい香り。
ご来場くださいました皆さまにも、男女問わず、人気でした。
さぁ、残すところ2作品。
忘れないうちに書かなきゃ、ね。
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沢田研二さんのこと
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
たった10作品なのに、なかなか紹介終わらず、その間にも、どんどん時間が過ぎ去っていきます。
こちらは、今回の〈視覚と嗅覚の連動〉で題材にさせていただいた、沢田研二さんの「ストリッパー 」。
沢田研二さんの曲は、イラスト担当の祐李さんのご希望で、最初から1曲入れることが決まっていました。
でも、実は、私も長年の大ファンなんです。
どのくらいの歴かというと、中学生の頃から、LPをテープに落として、ウォークマンで聴いていたくらい。
なんか、ませた、というか、しぶい女子中学生な一面です。
今、思えば、沢田さんの美しさが、その後、グラムロックへの扉に続いた気がしないでもありません。
今、改めて動画を検索して現れた沢田さんのパワフルなパフォーマンスや切ない表情には、魅了されます。
さて、こちらの香りは、と言うと、ヌーディーな印象をつくりたくて、温かみのある生っぽいホワイトフローラルです。
言葉で書くと、なんじゃそりゃ、ですね。
石けんのようなホワイトフローラルに、フルーツの香りをプラスした、ちょっとフルーツ牛乳みたいな香り。
お風呂屋さんの定番。フルーツ牛乳!風呂上がりは、みな、ストリッパー 、でしょ?
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め組の人
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
視覚と嗅覚の連動
80’sJapanesePops
が閉幕してから、約2週間が経ちました。
フレグランスをご予約くださいました皆さまには、順番にお渡しし始めています。
が、まだ作品10点を紹介しきれておらず、です。
今回の作品展、実は過去11回の中で、最もどの作品の仕上がりにも、ある程度、仕上がりに満足しているのです。
なので、ブログの記録にも残しておきたいと考えています。
こちらは、ラッツ&スターの「め組の人」を題材に。
夏のアイメイク商品ねTVコマーシャルに使われていたのを覚えています。
80年代、日本女性のメイクが華やかになっていきました。
いわゆる目力のあるイラストなので、香りもインパクトを強く、ライムの香りをアクセントにしました。
ライムのクリームを包み込んだキャラメルチョコレートをイメージした香りです。
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桜のころ
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
視覚と嗅覚の連動
80’JapanesePops
から、1週間。
ご準備できたお品から、順番にお届けを始めています。
ご注文くださいました皆さま、お待たせしております。
こちらは、斉藤由貴さんの「卒業」をテーマに、さくらの香りです。
今回、10作品の中で、描かれた女性が高校生なのは、こちらの「卒業」と「時をかける少女」の2作品のみでした。
香りも、それをふまえて、軽やかで、いかようにも変化していきそうな曖昧さを表現したつもりです。
さくら、と言っても、和風なイメージでもなく、満開な様子でもなく。
さくらというと、かつては入学式の花でしたが、最近はすっかり卒業シーズンの花になったようですね。
どちらにしても、人生の節目。
大人になっても、あの頃の気持ちを思い出せる鍵の役目も、香りができれば、よいですね。
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これから先も
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
11月に入りましたね。
びっくりです。
2024年、あと2ヶ月しかないんですよ!
えぇーっ。
年々、時間の経過が早くなって、困ります。
確か、ジャネーの法則、って言うんですよね。人生のある時期に感じる時間の長さは、年齢の逆数に比例する、って。
と、いうことは、またすぐに、来年の作品展の時期がきてしまう、ということでしょうか。
あら、大変。
なかなか10作品の紹介も仕切れないままなのに。
視覚と嗅覚の連動会期中に、画像を撮ってくださった中に、私も写っていました。
あぁ、知らない間に、私、髪もずいぶん伸びていたんですね。
ジャネーの法則真っ只中です。
あっという間に過ぎるのだから、なんでも思いっきりやったほうがよいですね。
さ、2024年終盤戦。これから先も張り切って進みますよ。
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時をかける少女
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
視覚と嗅覚の連動
記録画像
毎度のようにあたふたしながらの準備でしたが、始まってしまえば、会期はあっという間。
過ぎてしまえばい、今は全て思い出です。
私も、時をかけているのです。
画像は、原田知世さんが歌ったデビュー曲の「時をかける少女」。
筒井康隆さんの同タイトルの小説が原作で、映画になりました。
作品中で、香りは記憶に残りやすいことに触れ、ヒロインが失った記憶の鍵の役目をラベンダーの香りが担っています。
そりゃ、もう、ラベンダー使いますよ、ねぇ。
と、いうわけで、こちらは、ふれっさなラベンダーの中にローズやベリーが香る、可愛らしい香りです。
だって、原田知世さん、16歳の時の作品だし、舞台の一つは、高校の化学実験室ですから。
ヤングです。
ヤング。(昭和)
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六本木心中
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
本日、3日目の〈視覚と嗅覚の連動〉。
80年代ジャパニーズポップスをテーマにしている今年です。
こちらは、アン・ルイスさんの〈六本木心中〉を題材にしています。
大学生の頃、カラオケで歌いましたよ、私も。
今聞いても、まずイントロで心踊りだし、勢いのある歌い出し。
当時のアン・ルイスさんのライブ映像を見ると、蛍光ピンクやイエローのウィッグをつけて、熱唱でした。
そうか、サイケデリックな印象が、イラスト作品になっているのね。
よっし!
香りもおサイケに行くぞ!
と、プラムやイランイランをアクセントに使ったビビットな香りに仕上げました。
作品、全部紹介できるかしら?
ちょっと気長にお待ちくださいね。
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OneNightGigoro
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
視覚と嗅覚の連動2024、本日2日目です。
今回のテーマは、80年代のジャパニーズポップス。
日本の経済が元気で、人も勢いがあった時代です。
私は、1980年代は高校生でした。
その頃に聴いた歌は、生涯記憶に残るのだそうです。
そんな懐かしい曲、10曲を題材にイラストを描いていただき、その歌詞とイラストからフレグランスをデザインしています。
画像は、1988年リリース、チェッカーズのOne Night Gigoroです。
歌詞に
「ウォッカとムスクの香り残し」
とあります。
そこで、この香りは、ムスクの上にジュニーブルやヒノキを乗せたデザインです。
色っぽいよ。
会場では、作品になった10曲をリピートで流しています。
どっぷり80年代ワールドを体感しにいらしてくださいませー。
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