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ワインもショコラも、香りを楽しむ
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
やってきましたね。
めくるめくブラウンドリームの世界。
チョコレートシーズン!
私の個人的な楽しみで、今年も開催いたしました。
ショコラドオール!
チョコレートとワインの組み合わせを楽しむ会です。
今年、ご協力をいただいたのは、新栄のワインバー、ラミデュブルゴーニュさんです。
7種類のチョコレートに4種類のワインを合わせていただきました。
チョコレートの世界は、今シーズンは、ベリー推しです。
甘酸っぱいフレーバーで、軽やかな味わいのものが流行りのようです。
香りの流行は、実は世相と深く関係しています。
これは、コロちゃんの影が薄くなり、人々の気持ちが軽やかな方向に向かっている表れかと。
そんなわけで、シャンパントリュフとイチゴ風味のトリュフに、シャンパーニュを合わせるところから、スタートした会でした。
来年は、どんなチョコレートが市場を賑わすのか!
なんて、話題も、昨日は上がっていました。
2024年、始まったばかりなんですけれど、ね。
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お茶の香り
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
〈日本の香り〉と言うと、皆さまは、どんな香りを思い浮かべますか?
白檀?
麝香?
いにしえの時代から、雅な皆さまに好まれていた香りですが、これらは、もともと日本にあるものではないのです。
白檀は、インド、インドネシアから。
麝香は、ヒマラヤ、チベットから。
舶来品なわけです。
では、日本にある日本らしい香りとは?
私は、これだと思います。
これ、抹茶ようの茶葉の画像です。
なんと、新芽の初々しいこと。
そして、お茶と言うと、京都や静岡を思いつく方、最近はシェアNo.1な九州の知覧を連想する方も多いですよね。
でも、愛知県も、抹茶の産地なんですよ。
それは、西尾市です。
西尾の抹茶。
世界で人気のアイスクリームメーカーさんの抹茶味も、西尾のものを使っているとか。
日本の代表選手が、近くにあるなら、ぜひぜひ応援したいですよね。
そんなわけで、今年はちょっとした計画があるんです。
この計画については、また、to be continued
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creema
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
creemaというサイトをご存知ですか?
ハンドメイド作家さんが作品を販売しているサイトです。
こだわりのある作品ぞろいで、食品、衣類、食器、インテリア、なんでもあります。
ジャパンスタイルフレグランスのページもcreema内にあるんですよ。
【プチサシェ アクアフローラル】ハンドメイド・クリエイター作品のマーケットプレイス Creema https://www.creema.jp/item/3528208/detail @Creema_jpより
こちらが、今回ご注文いただいたプチサシェです。
オーガンジーポーチの中に布のローズペダルが入っているので、崩れません。
お鞄の中に入れて、ハンカチや手帳への移り香を楽しんだり、クローゼットや引き出しの中に入れるのもよいです。
香りの楽しみ、いろいろ。
皆さまなら、プチサシェ、どうやって使いたいですか?
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台北、ご飯事情
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
先にも私の台湾好きについて書きましたが、そうなんです。
30代前半に、友人に誘われて、台湾の歴史も知らないまま、単に〈近くのアジア〉に遊びに行ったのをきっかけに、ここの魅力にパンチされっぱなしなのです。
人は明るく朗らかで優しい。
これ、今から20年前なら、まだ、街の中の田舎感もありましたし、日本人によい印象を持っているおじいさん・おばあさん世代も残っていたので、そんなに不思議な魅力とは感じませんでした。
でも、今、今なんです。
台北は大都市。
日本で言えば東京で、フランスで言えばパリ。
個人的に知り合えば、どこの街の人でも親切にはなれると思います。
でも、どうかしら?
東京やパリで、通りすがりに親切を受けたこと、ありますか?
逆に、通りすがりに親切をするのは、その後に何か企む怪しい人かもしれません。
でも、ここは本当に親切な人が多いのです。
親切な人の中で育つと、親切が当たり前になる、ってことですね。
台湾では、家では調理をしないので、朝昼晩オール外食。
コロちゃん期間はどうしていたの?
というと、ウーバーさん達が大活躍だったそうです。
ちなみに、学校に通う子供達には、給食やランチルームのシステムもあるようですが、ここでもウーバー人気が高く、お昼時には、バイクがたくさんあつまるそうです。
ここは、ビジネス街にある朝ごはん屋さん。
最近の台北では、パンがおいしくできるようになったせいか、(いやぁ、長らくパンが本当においしくできない街だった)朝食には、サンドイッチやトースト、ハンバーガーが人気です。
常に変化し、受け入れる体制の人柄は、ここにも表れていると思いましたよ。
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時代のループ
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
こちらは、5年前の〈視覚と嗅覚の連動〉で販売した作品です。
この回の視覚作品は水彩画。
ボトルの中に、天然石を入れて、その石の持つイメージと絵画と香りをつなげました。
ボトルの中に、石を入れると、成分になってしまうので、肌につける化粧品としての製造は困難ですが、ルームフレグランスとしては、製造可能です。
今、また、このスタイルに人気が。
実は、このスタイル。
20年前に、特許申請を出しました。
もう特許期限は過ぎているので、どちらさまが作ってもよい仕様ですが、仕事を続けていると、こういう時代のループも体感するわけです。
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台湾大好き
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
今月、久しぶりに台湾へ行ってまいりました。
台湾は、大好きな場所。
コロちゃんが蔓延する以前は、毎年出かけていました。
台湾の魅力は、人の明るく優しいところ。
そして、海に囲まれて、その歴史のおかげでミックスされた文化と民族のために、食事事情が豊富なんです。
日本の空港につくと、味噌や醤油、出汁の匂いがする、と聞きますが、台湾の匂いは、八角や桂皮のチャイニーズスパイスにまず気がつきます。
そのスパイシーな香りに、
「あぁ、これこれ、この心地よさ。
」と、まずは、ほっと一息。
ちょっと調子に乗ったポージングのショットですが、ここは淡水。
この台湾海峡の向こうは、すぐに大陸です。
世界は広い。
でも、こうして、つながっている。
だから、どうぞ、どの地域も、仲良く、豊かでありますように。
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イタリアンジュエリー
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
さて、こちらは、どこか、と言いますと、〈日本イタリアンジュエリー協会〉のサロンです。
この日は、ジュエリーの文化や歴史に触れるお話会。
真ん中のマダムが、協会の理事長、豊田美幸さんです。
ジュエリーのこと、もっと知っていただき、お手元にあるものをもっと大切にしていただきたい。
ちゃんと価値を見る目を持っていただきたい。
そんなお話会です。
実は、私も、この日本イタリアンジュエリー協会の理事の一人です。
長い歴史の中で培われた技術と、ものづくりに価値を見出せる日本人ならば、きっとその素晴らしさに共感できると常々感じています。
一つ一つ丁寧に、その人のために作られるジュエリーは、大量生産の工業製品とは、全く違うやわらかさがあります。
特別なおしゃれの時に使う特別なジュエリー、大好きです。
でも、毎日使う、私らしい小さいけれど本物の輝きを持つジュエリーが、大大大好きです。
ジャパンスタイルフレグランスで、〈日本〉だし、香りの文化の中心は〈フランス〉だし、その流行をもたらしたのは、〈イタリア〉からアンリ2世に嫁いできたカトリーヌ・メディチ。
世界は一つ、ってこう言うことかも、ね。
その中にいられることに、幸せを感じています。
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旅色
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)スクール、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
日本の魅力を伝えるwebマガジン〈旅色〉にジャパンスタイルフレグランスが掲載いただきました。
コロナの間中、思うように移動ができず、じりじりした気分になっていらした皆さまには、是非ご覧いただき、旅心を解放していただきたいサイトです。
そして、香りの体験も、名古屋の旅の楽しみに加えていただけると、うれしいです。
今回のこの掲載にあたり、数あるアトラクションの中から、ジャパンスタイルフレグランスの調香体験を見つけてくださった編集部の方に、心より感謝申し上げます。
〈旅色〉に名前を連ねていただき、とても光栄です。
人生旅はするものだ。
私自身、そう思っていきています。
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イブサンローランはお好き?
こんにちは。
愛知県名古屋市のフレグランス(香水)メーカー、ジャパンスタイルフレグランスの大野智恵美です。
イブサンローランのパリ。
20世紀の名香の一つです。
発売されたのは、1980年代。
ローズやジャスミンのフローラルに、アンバーが香る、あたたかなフローラルブーケです。
パリの街を歩いているかのような、華やかな気分になる香り。
発売当初は、軽やかな香りとされていましたが、今では、ふんわりとした厚みを感じるデザインです。
この40年で、人々の服装は化学繊維のおかげで軽くなり、それに合わせて身につける香りも、透明感のある軽い印象のものが好まれるようになりました。
香りの流行は、社会のあれこれに纏わります。
衣類の機能が上がって、暑さ寒さへの対応ができる薄い布地が便利な時代。
身に纏う人々の心のうちも、軽やかであればいいのに、ね。
イブサンローランは、その時代に精一杯自由に奔放にしたデザイナー。
マスコミからは、〈幸福な反逆児〉と呼ばれたそうです。
いやいや、彼にとっての幸福がどうであったかは、わかりませんが。
自分を知り、自分を認める。
そんなことが必要な時、私はいつも、彼のことを思い出します。
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